山肌には残雪もある公共牧場(広さ600ヘクタール）の牧草地に肥料を散布する季節になりました。広大な面積を大型ヘリコプターにより空中散布します。もうすぐ若牛達が野山を駆け回る様子が見られます。今年は5月20日から牛達が入ってきます。私の牧場にも15頭が入ります。

  明日は満月の夜。一日早く我が牧場の小高い丘の牧草地の頂上付近で群れるエゾシカたち。この地域でも、時々3〜4頭の群れは見られるのですが、この様な群れは初めてです。午後6時ごろ夕方の仕事を終えた時に見られ非常に神秘的でした。何かいい事でもあるのかな〜。

  北側の斜面にはまだ雪が残る放牧地に半年ぶりに牛を放牧。牛舎から一目散に草むらをめがけて走っていき、上手に舌で草を引きちぎりほおばる姿は、見ていてホット心が和みます。ちなみに牛は上の歯が無いので歯で噛み切ることは出来ません。育成牛は公共牧場に委託して秋まで放牧管理してもらいます。私の牧場の放牧地には主として妊娠牛を放牧しています。しっかり運動をして元気な子牛を産んでください。